昨日の続き。
今日はたぶん長いです。
覚悟してお読み下さい。
先ずは切りたい長さを正確に測ります。

このアルミの定規は百均で見つけたのですが一番端から目盛りが始まっているのでこのシチュエーションには最適です。
普通の定規は0のところまでに5mmくらい空白部分があります。
丸ノコ盤スイッチオン!

めちゃめちゃ、回ってます。当たり前です。そういう機械です。
切っているところは残念ながら恐ろしくて写真には撮れません。
切る寸前。

10秒後。

早いです。綺麗です。すばらしいです。

でもね、切り口にはケバケバがいっぱい。
なので、今度はこれを綺麗にしていきます。
使う道具はこんなの。

なんか、でんでん虫みたいでしょ。
かわいいやつです。
裏はこうなっています。

サンドペーパーがロールになっていてしかも、弱粘タイプの両面テープ付きなので手軽に引っ張り出していつでもスリスリやすれるスグレものです。
ホームセンターのやすりのところに売っています。
商品名は住友スリーエム サンディングブロック です。
WEBで販売しているところも見つけました。
その名もプロ建築金物専門店
株式会社 秋本勇吉商店。気合の入った会社名ですな(^o^)
これを使ってバリをやするのですが、両方向よりもバリを押さえるように一方向にやする方が綺麗に仕上がります。

左:after 右:before
これで持ち手部分は完成です。
次に持ち手に貼るインデックスを作ります。

インデックスには透明フィルムシールを使っています。
持ち手の横部分にも回りこむ大きさにカットします。
このときに必要な道具はこやつら。

定規と
オルファカッターリミテッドAK。
めちゃめちゃ普通ですな。
しか〜し、秘密が隠されています。
実はこの定規後ろにステンレスのの棒が仕込んであります。

これはアスクルで見つけたんですがお値段ビックリの
98円!!お値打ち品です。
使っているうちにステンレスが取れたりするのでいつもまとめ買いしています。
クラフトをされる方にはオススメです。
で、次。
切り分けたシールは角が直角なのでこのまま貼れば角の部分からめくれる可能性大です。
なので、角を丸くカットします。
はさみでももちろん出来ますが便利な道具があります。

サンスター文具の
『かどまる3』。角丸さん?
角丸スリー?
まぁ、どっちでもいいですが・・・。

こんな風に角をパッチンするとほらこの通り。

簡単に角丸加工が出来ます。
でもね、1枚につき4回パッチンしないといけないので
スタンプを100個作るときは一気に400回パッチンします。
・・・・・相当、疲れます。
とにかく、シールの角丸が出来たら裏紙をはがして持ち手に貼り付けます。

先ずは上から貼って、ひっくり返して持ち手の丸い角に沿うように
クルンと回しながら貼り付ければ持ち手完成。

で、次は印面部分をカットする道具。
印面の作り方は
ラバースタンプ製作への道・・・・その1ラバースタンプ製作への道・・・・その2ラバースタンプ製作への道・・・・その3をご参照下さい。

加工前の写真を見て愕然としましたがバックが余りにも汚いので
大雑把に切り抜きました。
こういう作業はフォトショップが便利です。
刃の部分のどアップ。

15cmの刃が付いています。
レバーを倒せば刃が下りて綺麗に直線カットが出来る道具です。
余談ですが先日
、Jon*An Style.comさんが今度、作品をラバースタンプにするので工房見学にお見えになりました。
スタンプを作る露光機やプレス機や古い活版印刷機にたいへん興味をもたれていました。古い機械好きらしいです。マニアックですなぁ。
そのJon*An Style.comさんがこの裁断機を見て食いついたのが

アップ

「かわい〜〜」だって。
・・・・・おもろい人です。
業務連絡:Jon*An Style.comさんただ今データ加工中です。
今週中に必ず、送りますのでお楽しみに!この裁断機で切ると

このようにスパっと一直線に綺麗に切れます。
印面をカットするといよいよ完成間近です。

クッションスポンジに付いている両面テープの裏紙をはがして

持ち手に貼り付けると完成です。

このような工程でスタンプは作られています。
ご自身で描いたイラストや消しゴムはんこで彫った押し型を
スタンプに加工したい方はお気軽にお申し付け下さい。
印面のみの納品も承っています。
少量からのスタートも可能です。
みんなで、スタンプの輪を広げていきましょう。
長文にお付き合いい頂きありがとうございます。
また、いろいろな道具をご紹介させていただきますね。
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